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CarPlayで使えるナビアプリを試してみる

2020年01月21日

車を買い替えた際に予算に限りがある中でできる限り車そのものの装備を盛るために、ナビを純正ナビや社外ナビにせずFH-8500DVSにしたわけですが、FH-8500DVSでは当然CarPlayを使うことになるのでナビが必要な際にはスマホナビになります。

自宅から金沢の某所(片道80kmほど)に2日でのべ2往復する用事があったので、ちょうどよい機会ということでナビを試してみます。前提として

  • 行程の大半は走り慣れた道
  • 走るのは地方の幹線道路

というのがあるので、これが走り慣れない都会の道とかだと評価は変わってくるかもしれません。

試したのは2020年1月11日/1月12日時点での以下の4アプリです。

  • Apple純正 マップ
  • Googleマップ
  • カーナビタイム
  • Yahoo!カーナビ

特にGoogleマップはそうですが、スマホのアプリなのでどれもカーナビのモデルチェンジとは比べものにならない頻度でアップデートされており、今後評価が変わることもあるはずです。それではいってみましょう。

Apple純正 マップ

apple map

Apple標準のマップです。iOS6の頃にGoogleマップを置き換えた時にはマップの完成度があまりにも低く酷評されましたが、現在は改善されました。むしろ航空写真から自動生成された現在のGoogleマップよりも良いかもしれません。
画面構成は非常にシンプルというか、CarPlay用アプリの制約のためかどのアプリも似たようなUIになっています。

案内中、スマホ側には経路が表示されます。
推奨車線の表示はまれに行われます。右折専用レーンがある場合に出てくることが多いですが、何というか、気まぐれな印象です。出してくる時もあれば出してこないことも多いような……。
案内については可もなく不可もなくといったところ。提案してくるルート候補があまり多くないですが、高速道路に乗るかどうかぐらいは選ばせてくれます。なぜか直進の時にもアナウンスが入ることがあります。
ハイウェイモードの類は、少なくとも北陸自動車道に乗った限りでは発動しませんでした。
Apple Watchとの連動があります。交差点にさしかかったらWatchが振動します。Siriで○○に案内して、と話しかけた時に起動するのもこのアプリです。この辺りはApple純正ならではの統合と言ってもよいと思います。ただしSiriはアホなので、たとえば「福井駅前の駐車場に案内して」と頼んでも検索するのは自車位置近くの駐車場だったりします……。

IMG 0702

元がスマホ用の地図アプリだからか、商業施設が密集している場所に行くとアイコンだらけになります。地方で使うぶんには困りませんが、都市部で使うと鬱陶しいかもしれません。

Googleマップ

google map

CarPlayでの登場が待たれていたアプリですが、2019年頃に地図を自動生成に切り替えて一時的に地図の品質が大幅に落ちてしまったことがあります。ただそこはGoogleらしく通行実績などを手がかりに地図の品質改善に取り組んだようで、少なくとも福井県福井市から石川県金沢市の間で地図に違和感を感じることはありませんでした。

案内中、スマホ側にはAppleマップと同様に経路が表示されます。あちらより表示がコンパクトで、情報量重視。 推奨車線の表示はありません。走り慣れていればよいのですが、はじめて走る道で交通量が多いと気になるでしょう。
案内は今回は幹線道路中心でしたが、自宅に戻る経路であちこちで言われている細道フェチっぽい挙動が……。車が大きめの人は素直に他のアプリにするのが無難です。
GoogleマップはPCでも広く使われているので、事前に行きたい所を調べておけばスムーズに案内に進めます。Android端末と併用している人にも嬉しいですね。

カーナビタイム

navitime

これだけ月々550円のサブスクリプションが必要なアプリになります。また他のスマホナビと違い、スマホ側にローカルで地図データを持ちルート探索もスマホ内部で行います。電波がない所でも使えるのは強みになります。
またUI自体はCarPlayの制約で他のアプリと大して変わりませんが、地図の見た目が極力国産ナビに近づけられています。カロッツェリアのナビっぽいような……。

案内中、スマホ側には経路の表示があります。画面下部には現在走行中の場所の表示があり、以前使っていたDOPナビのこの表示が地味に好きだったのでお気に入り。
推奨車線はなぜか表示されません。国産ナビよろしく案内板を表示するぐらいならこっちを表示してほしいのに……。
案内はこれも国産ナビらしい案内で、基本的に走りやすい道を重視してチョイスしてきます。高速優先・一般優先・距離重視……といった国産ナビらしいルート選択も。
他のアプリではできるスワイプでの地図の移動の挙動が直感的でなかったり、アプリの出来の悪さも目につきます。
後述のYahoo!カーナビがよくできているので、少しでもデータの使用量を抑えたい、地図データはスマホの中に持っておきたい、といった所に月550円の価値を見出せるかでこのアプリの評価は変わってくると思います。

Yahoo!カーナビ

yahoo navigation

スマホナビで無料で使えて国産ナビっぽい、ということで好評を得たアプリです。

案内中はスマホ側には何も表示されません。CarPlayユーザーはスマホホルダーでスマホの画面も横に出しておけることも多く、ここでCarPlayのUI的な制約をある程度無視して情報を表示することができるので何かあると嬉しいのですが……。「危険なため運転中にスマートフォンを操作しないでください」と表示されており、そういう設計思想なのでしょう。
ルート選択は乏しいですが、おすすめ・高速優先・一般優先から選べればスマホナビとしては十分に見えます。案内自体は無難なように見えます。推奨レーンの表示が大きめの交差点ならだいたい表示されるのは、はじめての道を走るうえでは重要です。

総評

個人的には

  • 知らない道を走る時はYahoo!カーナビ
  • 常に出しっぱなしにしておいたり、走り慣れている地域で初めて行く場所に行く時はAppleの純正マップ

で落ち着きつつあります。Apple純正のマップはSiriやApple Watchとの連携がいかにもApple純正という感じで気に入っていますし、Yahoo!カーナビは個人的にはこの4つのナビアプリの中では一番走りやすいと感じました。