iTunes on the Cloud

iTunes Matchを使いはじめた

2021年01月05日

音楽をAppleデバイス間で同期するために、iTunes Matchを使いはじめました。

なぜApple MusicではなくiTunes Matchなのか

iTunes/Music.appのライブラリはApple Musicを契約しても同期されるようになりますが、Apple MusicではなくiTunes Matchを採用しました。理由としては……

  • Apple Musicは勝手に手持ちの音源にDRMをかけてしまう
  • サブスクリプションと手持ちの音源のライブラリを混ぜたくない
  • Spotifyに慣れている

といった辺り。

1つめはどういうことなのかと言うと、iTunes MatchやApple MusicのiCloudミュージックライブラリは、手持ちの音源がiTunesで販売されているものであった場合は音源をアップロードせずに、そちらの音源を参照するようになっています。

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これ自体はアップロードの時間を短縮できるうえAppleがユーザーのために確保しなければいけないストレージが減る、ということで良い機能だとは思うのですが、Apple Musicでは手持ちの音源がマッチした場合でもその音源に問答無用でDRMをかけてしまいます。これがちょっと受け入れられませんでした。この挙動がなければ他は割と些細な問題なので、Spotifyを解約してApple Musicに切り替えていたのですが……。

iTunes Matchは名前からして今のAppleが力を入れているサービスではないことは明らかですが、今でも契約できますし最近のmacOSのMusic.appからでも使えます。年額4000円也。

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最初はアップロードがうまくいかなかった

最初は自作デスクトップ機のWindows環境に3000曲ほどのiTunesライブラリを構築して、一気にえいやと同期しようとしました。その結果自宅の上りが遅い回線ではアップロードに丸一日かかり、途中で帯域を空けるためにiTunesを終了してしまいました。これが運の尽きで、マッチしている曲でもなぜかアップロードをはじめたり、何度試してもアップロードがうまくいかなかったりと散々な状態に。

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結局iTunesのライブラリを削除してまっさらな状態にし、就寝前にざっくりと300曲ずつiTunesに追加し、就寝中と勤務中にアップロードを済ませるというやり方で少しずつアップロードする羽目になりました。回線が遅くて手持ちの曲が多い場合には注意が必要です。

サブスクリプションのような感覚で楽曲の管理ができるようになった

スマホやノートPCはデスクトップのように無尽蔵にストレージが増やせるわけではないので、どの曲を同期するかは結構重要だったりするわけです。

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サブスクリプションの聴き放題サービスだと、よく聴く曲はダウンロードしておいてそうでもない曲はそのままストリーミングで聴く……といった運用ができるわけなのですが、iCloudミュージックライブラリは手持ちの音源でその運用を実現してくれます。もちろんAppleのサービスなのでAppleのデバイスならシームレスです。Apple Musicであれば聴き放題の音源と手持ちの音源を混ぜてプレイリストを作れたりするわけなので、さらに便利なのだろうという気はします。