このブログでのRSSの配信をはじめました。
gatsby-plugin-feedはローカルのMarkdownファイルで記事を管理しているのであれば、インストールしてgatsby-config.jsで読み込むだけでフィードを生成してくれる優れ物なのですが、ContenfulやWordPressなどから記事を取得している場合はGraphQLクエリーを投げてRSSの各タグに割り当てるようにする設定が必要です。
gatsby-config.js
ながーーーい設定でGraphQLクエリーも2つありますが、ひとつひとつ見ていきましょう。まずsiteMetadata
のオブジェクト内でサイトの基本的な情報をいくつか定義しておきます。ひとまずタイトル、概要、URLの3つを。
あとでフィードの生成に必要になります。
次にgatsby-plugin-feedを読み込んで、先程のsiteMetadataをGraphQLクエリーで早速呼び出します。
feeds
オブジェクト内の設定でフィードの生成にまつわる設定をします。serialize
はとりあえず後回しにして、query
を見てみましょう。ここでContentfulからデータを引き出しています。
要るのはタイトル、日時、概要、HTML形式の本文、そして記事個別のURLを生成するのに必要な情報です。このブログの記事のURLは/YYYY/MM/slug
という形式にしているので、prefix
として投稿の/YYYY/MM
の部分を引っ張ってきています。
serialize
の部分でフィードの各情報と先程の2つのクエリーで呼び出した各情報を紐付けていきます。よく見るとgatsby-node.js
での記事ページ生成と似たような構造になっているのがおわかりいただけると思います。
output
は吐き出すRSSのファイル名、title
はフィードのタイトルを指定します。手で設定する場合はこの辺りもすべて設定する必要があります。
苦労には見合わないかもしれない
今回は個人的にRSSリーダーを使っていること、ブログというとだいたいRSSを吐いているというイメージからRSSフィードの生成をやるようにしましたが、今だと更新情報をソーシャルメディアに流したほうが集客には効果的だと思っています。必要な設定量も多く、一般的なブログなどでは苦労に見合わないかもしれませんが、機械が読めるようにすることが重要なWebサイトの構築では今でも必要であることには違いないはずです。