WezTermを試してみる
2023年01月03日
良いターミナルエミュレーターは良い開発環境に不可欠です。某所でバズっていたWezTermを試してみます。
Rustで書かれた高速なターミナルエミュレータ、というとAlacrittyが真っ先に思い浮かびますが、あちらとは異なり高機能指向です。
- 設定がプログラマブル(Lua)
- タブやペイン分割も内蔵
- リガチャ対応
- 特に設定しなくてもTrue Colorが出る
- カラースキームが有名どころはだいたい内蔵
Luaで色々遊べるのが最大の特徴と言えます。ドキュメントもしっかりしています。OSの判別ができるので、複数のOS(特にWSLと他)で設定を分ける必要もなく便利。
設定はこんな感じになりました。感想としては
- macOSだとかなりいい感じです
- WSLで使うための設定がかなり独特
- Windows+CorvusSKKで日本語入力ができない
- カラースキームとフォントサイズだけ設定してとりあえず使えるのは良い
- タブの名称がwslhost.exeになる問題は結局zsh側で解決した
- タブまわりの動作がWindows Terminalより軽快
といった辺りで、特にWindows環境ではまだ課題が多い印象です。WindowsではWindows Terminalを使い、macOS環境はiTermから移行することにしました。