wezterm

WezTermを試してみる

2023年01月03日

良いターミナルエミュレーターは良い開発環境に不可欠です。某所でバズっていたWezTermを試してみます。

スクリーンショット 2023-01-03 22.56.34

Rustで書かれた高速なターミナルエミュレータ、というとAlacrittyが真っ先に思い浮かびますが、あちらとは異なり高機能指向です。

  • 設定がプログラマブル(Lua)
  • タブやペイン分割も内蔵
  • リガチャ対応
  • 特に設定しなくてもTrue Colorが出る
  • カラースキームが有名どころはだいたい内蔵

Luaで色々遊べるのが最大の特徴と言えます。ドキュメントもしっかりしています。OSの判別ができるので、複数のOS(特にWSLと他)で設定を分ける必要もなく便利。

設定はこんな感じになりました。感想としては

  • macOSだとかなりいい感じです
  • WSLで使うための設定がかなり独特
  • Windows+CorvusSKKで日本語入力ができない
  • カラースキームとフォントサイズだけ設定してとりあえず使えるのは良い
  • タブの名称がwslhost.exeになる問題は結局zsh側で解決した
  • タブまわりの動作がWindows Terminalより軽快

といった辺りで、特にWindows環境ではまだ課題が多い印象です。WindowsではWindows Terminalを使い、macOS環境はiTermから移行することにしました。