メインの携帯回線をahamoに乗り換えた
2021年11月21日
色々ありましたが、ようやくメインの回線をahamoに変更しました。
なぜ?
iPhoneの記事にも書きましたが、KDDIに愛想が尽き、povo2.0はメインで使うにはちょっと面倒、楽天モバイルはメインで使うには無理があり、LINEMOは気に入っているけれどもう1本増やすのもなあ……、ということを考えるとドコモぐらいしか選択肢がなく、そのドコモの中ではahamoがおそらく私には向いたプランであろうことを考えてということになりました。
どれぐらい安くなる?
以前のauの料金はこんな感じ。
家族がauユーザー、自宅の回線はスマートバリュー対応のCATVなので、大手キャリアのメインブランドとしてはこれでもかなり安く使えています。3GBまでならピタットプランの最安値と同じなのでLINEMOのミニプランと組み合わせて月6GBとして使っていましたが、LINEMOも月990円であることを考えるといっそ無制限プランとしてガンガン使ってしまったほうがよかったかもしれません。また短時間でも通話をすれば通話料がかかってきます。これがどうなるか。
ahamoの場合はデータが20GBの定額制で、5分間の無料通話も付いています。その代わり家族割とスマートバリューは消えますが、それ込みでも1000円ぐらいは安くなりつつデータの容量がかなり増える形になります。なお家族の家族割も消えますが、これは家計全体で見て負担が減ると説明して納得してもらいました。
乗り換えはどんな感じ?
まずauから転出する際に電話での手続きが必要でした。通話料は取られませんし、理由も一応聞かれはしますが後述の勤務先での通信品質への不満を述べたところ、ポイントなどでの引き止めもなくあっさりMNP予約番号をもらうことができました。勤務先のエリア整備はその会社からの要望がないとできないらしく、一ユーザーからの申請ではどうにもできないんだそうで。ahamoに転入する際にMNP予約番号の残り期限が10日以上必要になるので、転入する日の午前中とかに申請するのがよさそうです。電話口でメモを取り忘れてもSMSが届くので安心ではありますが、一応メモは準備してから電話をかけましょう。
転入の手続きはオンラインで行います。eKYCによる認証があるのでスマホからの申し込みが楽ですね。
今回はeSIMを使ったのですが、ahamoの場合eSIMを発行するにはEIDというかなり長い番号が必要になります。iPhoneの場合設定→一般→情報
の中に書かれています。長押しすればコピーできるので、手入力する必要はありません。
申し込みから3時間ほどでeSIMの準備ができた旨のメールが届き、そこからeSIMプロファイルを読み込んだら開通完了です。乗り換えた月はauからの請求が満額、ドコモからの請求は日割りになるので、なるべく月末に近い日に手続きをするほうがオトクです。
なおeSIMなのですが、2021年11月現在ドコモのeSIMはオンラインでの再発行ができなくなっておりahamo契約者でもドコモショップでの手続きが必要になるようです。近いうちに端末を買い替えるつもりの方は物理SIMでの契約が無難でしょう。
通信品質はどう?
4Gに関しては正直どこのキャリアを契約してもだいたい高品質です。楽天も1.8GHz帯一本でサービス開始から1年半という割には上手くやっていると思います。ただし勤務先はauが弱く、たまに圏外になることもありました(建物の構造の問題ではないかと思います)。
ドコモへの変更で4Gの品質に関する問題はほとんど解決したのですが、別の問題が発生。勤務先は5Gの電波が中途半端に入っている状況で、端末は5Gを掴むのですがこの5Gの品質があまりよろしくなく、ドコモの5Gでみられるパケ詰まりがしょっちゅう起こるようになってしまいました。オートメーションでどうにかしようにも位置情報の検出はうまくいっておらず、どうしようか迷っているところです。
5Gは福井市でもそれなりに掴み、屋外であればかなりのスループットが出ます。試しに600MBほどあるiOS 15.1.1をダウンロードしてみたところ数秒で完了しました。ただ遅延が他のキャリアより若干大きいようで(ソフトバンクでは25ms〜35msほど、auでは30ms台、楽天でも40ms台)、体感的なサクサク感では条件の良いWi-Fiより劣るように感じます。他の報告では他社と遜色ないpingが出ている所もあるので、これは地域差があるかもしれません。
手持ちに4キャリアが揃いました
iPhone用サブ回線の楽天モバイル、サブ端末用のLINEMO(ミニプラン)、タブレット用のpovo2.0と合わせて4キャリアの回線が揃いました。これだけMNOの回線を抱えてもahamoを入れて4000円ほどなのでよい時代になったものです。